



こんな人におすすめ
- 資格を取って現状を変えたい
- 土日は勉強したくない
- 宅建士に興味がある
私は不動産業ではありませんが、会社員をしながら宅建士をサクッと取得することができました。
土日に勉強したのは試験前の2か月間だけです。
計画的に勉強するなら土日の勉強いらないと思います。
宅建士は不動産業界の社員じゃなくても取得メリットのある資格です。
この私が解説します。
会社員が資格を取るなら宅建士がおすすめ!7つの理由


宅建士はおすすめ① 能力アップ
会社員として自分の能力がアップします。
宅建士の知識の幅
- 不動産全般
- 宅地・建物
- 民法
意外かもしれませんが宅建士は民法の知識も問われます。
生活するうえで民法の知識があれば法的で理論的な考え方ができるようになるため能力アップにつながります。
宅建士はおすすめ② キャリアアップ
現在勤めている会社でのキャリアアップも可能です。
不動産業とかけ離れた仕事だと資格の力を発揮する場面がないかもしれません。
ですが、経理や総務など知識が問われる部署で活用できること。
周囲から向上心を認められ、キャリアアップにつながるケースは大いにあります。
宅建士はおすすめ③ 給与アップ
資格手当がついている会社であれば月5千~3万円の給与アップが可能です。
不動産業界であれば2~3万円ですが、不動産業以外だとやや低めの設定です。
たとえ資格手当がなかったとしても、キャリアアップとともに給与アップが見込めます。
宅建士はおすすめ④ 転職に有利
不動産業界であれば宅建士は持っていてほしい資格です。
その理由は、宅建業を営む会社は5人に1人以上の割合で宅建士が必要になるからです。
これは法律で定められているルールなので業界は無視することができません。
不動産業界の募集要項を見てみると、宅建士の有無や手当について書かれていることが大半です。
それくらい転職に有利な資格です。
宅建士はおすすめ⑤ 不動産賃貸&購入時の役に立つ
不動産業界はグレーな商売をしている会社も少なくありません。
よくある話では
- 仲介手数料取りすぎ
- 住宅ローン関係
- 不動産トラブル
このような場面で宅建士の知識があれば解決可能です。
身近な話であれば、賃貸物件の仲介手数料問題です。
本来であれば0.5ヵ月分で済むところ、1か月分取られてしまった経験はないでしょうか。
このように知識があれば解決できる問題がたくさんあります。
将来、不動産を買うかもしれませんよね。
大きな買い物になるので損をしないためにも宅建士を持っていると助けになります
宅建士はおすすめ⑥ 腐りにくい資格
宅建士は腐りにくい資格です。
どういうことかというと、宅建士を持っていればラフな働き方ができるからです。
不動産会社の中には終身雇用を求めていない会社もあります。ですが、宅建士がいなくてはならない場面もあります。
そんな時、一定期間だけ働くスタイルがうまれます。
宅建士は働きたい時に働くことができる資格なので、腐りにくい資格といえます。
宅建士はおすすめ⑦ 価値があるのに取りやすい
これまで宅建士は価値があることを紹介してきましたが、その割には取りやすい資格です。
取りやすい理由
- 勉強しやすい
- だれでも受験できる
- 毎年3万人ほどの合格者
宅建士は「価値の割に取りやすい」という話であって「簡単」というわけではないので注意してください。
ですが、毎年3万人ほどの合格者がいるのですから勉強すれば誰でも取れる資格なのは間違いありません。
忙しい会社員にこそ宅建士をすすめる理由




仕事や家庭で忙しい会社員にこそ宅建士はおすすめです。
その理由から説明します。
宅建士は勉強場所に困らない
勉強場所に困らないのが宅建士の良さです。
宅建士は知識を積み重ねる学習のため、座っての勉強が必要ありません。
そのため、満員電車で立ちながらでも勉強が可能です。
私が勉強していた主な場所は
- 電車の中
- 会社の休憩時間
- 仕事後のカフェ
本を1冊持っていれば、省スペースでどこでも勉強ができます。
よく言われるスキマ時間でサクっと勉強できるので、忙しい会社員にはピッタリです。
ポイント
スキマ時間を使うと効率の良い勉強ができる!
宅建士は好きな分野から勉強ができる
宅建士は好きな分野から勉強がはじめられます。
数学のように前の内容がわかっていないと解けなくなってしまう資格ではありません。
そのため資格のスクールに通っても復習する時間が取れないからといって、学習に追いつけなくなることはありません。
忙しくて勉強できない期間ができてしまっても、巻き返せるのが宅建士の良いところです。
宅建士の合格者データ
宅建士の公式が発表している合格者職業別データです。
【平成29年度 合格者職業別内訳】
職業 | 合格者 | 構成比 | 合格率 |
不動産業 | 11,235 | 34% | 15% |
金融業 | 3,249 | 10% | 17% |
建設業 | 3,148 | 10% | 10% |
他業種 | 7,532 | 23% | 17% |
学生 | 3,747 | 12% | 17% |
主婦 | 1,288 | 4% | 19% |
その他 | 2,445 | 8% | 18% |
合計 | 32,644 | - | 16% |
ちょっと古いデータなのはご了承ください。
意外にも不動産業の受験者よりも【金融業、他業種、学生、主婦、その他】の人たちの方が合格率が上回っています。
(建設業の人どうした…)
【平成29年度 合格者年代別内訳】
年代 | 合格者 | 構成比 | 合格率 |
20歳未満 | 623 | 2% | 13% |
20代 | 12,010 | 37% | 17% |
30代 | 8,994 | 28% | 16% |
40代 | 6,637 | 20% | 15% |
50代 | 3,327 | 10% | 14% |
60歳以上 | 1,053 | 3% | 12% |
合計 | 32,644 | - | 16% |
合格者の年齢は20代・30代の割合が高いですが、幅広い層に人気があることがわかります。
ポイント
- 全業種
- 全年齢
- 男女問わず
人気があり、だれでも合格できる!
合格者データの引用元:https://www.retio.or.jp/attach/archive/108-005_1.pdf
土日に勉強しないプラン




【平日のみ勉強の場合】
通勤(往復) | 30分 |
仕事の休憩時間 | 30分 |
仕事後のカフェ | 1時間 |
1日 合計 | 2時間 |
⇩
1カ月間 | 40時間 |
5カ月間 | 200時間 |
毎年10月が試験なので、5月の途中から勉強開始で間に合うことになります。
もし土日を使ったり1日の勉強時間が増やせれば、さらに勉強期間は短くしたり、合格しやすくなります。
【実体験】忙しい会社員でも宅建士は取れる


忙しい会社員が合格した話
忙しい会社員でも宅建士は取得できます。なぜかというと私が合格できたからです。
私は会社員として経理が本職で、不動産業とは関連ありませんでした。
残業が多かったこともあり
- 行き帰りの電車
- 休憩時間
が主な勉強時間でした。
それでも平日は毎日勉強して、休日に勉強したのは試験前の2か月間だけでした。
合格者の中でもゆっくりした勉強スタイルかと思います。
電車では座ることができないので、勉強時間のほとんどは立って勉強でした。
それが継続できたからこそ合格できたと思っています。
こんな私でも合格できたので
- 勉強場所が確保できない
- 忙しくて勉強できない
- でも資格はほしい
そんな方に宅建士はおすすめです。
忙しい会社員はやっぱり独学?
私の意見としては
- 独学
- 講座
どちらもOKです!
独学はやる気に満ちあふれていたり、自信がないと厳しいのかなと思います。
講座を受けたくても忙しくて通えないということであれば、通信講座を選ぶのもアリです。
通信講座なら
- 安く受講できる
- 合格実績が高い
- 自分のペースで勉強ができる
このようなメリットがあるので、自分のスタイルで勉強していくのが合格のコツです。
不動産業じゃなくても合格できる
ユン