- 点数が伸びない
- 得意、苦手はどっち優先?
- 点数を伸ばす具体的な方法は?
宅建の勉強でこのように悩んでいませんか?
これらは実際に私が直面した悩みです。
勉強しても点数がなかなか伸びず苦しい日々を過ごしていたところ、本番直前になって一気に点数が伸びて合格できました。
今回は私が実践した「宅建の点数を伸ばす6つのコツ」をまとめました。
だれにでも使える方法なのでやっていないことがあれば試してみてください。
点数アップ6つのコツ
勉強するからには少ない時間で効率的に合格したいですよね?
私も当時同じ思いで勉強をしていました。
満点は取るつもりないけど合格点に達したい人に向けて6つのコツをお伝えします。
コツ① 苦手な分野でも5割は取る
まず始めに苦手な分野は最低でも5割は取るようにしましょう!
理由はこの2つ
- 1つの分野でも5割を下回ると厳しくなる
- 簡単な問題もある
【宅建の範囲と配点】
民法 | 14点 |
宅建業法 | 20点 |
法令上の制限 | 8点 |
その他関連知識 | 8点 |
合計 | 50点(満点) |
本音を言えばどの分野も6割は正解しておきたいところです。
近年の合格点は36~38点ということは全体で7割以上の正解が必要です。
そのため1つの分野でも正解率5割を切ってしまうと合格しにくくなってしまいます。
宅建の本試験は勉強していないと正解できない問題ですが、その中でも簡単な問題と難しい問題があります。
難しい問題は多くの勉強量を必要としますが、簡単な問題はそれほど勉強量を必要としません。
それなら少ない労力で正解しやすい問題くらいはとっておきたいですよね?
「苦手な分野でも5割は取る」というのは「簡単な問題くらいは取れるくらいになっておきましょう!」ということです。
コツ② 得意分野を作る
これは苦手な分野とは反対の考え方で、得意分野こそ点数を伸ばすチャンスです!
この4つの分野
【民法】【宅建業法】【法令上の制限】【その他関連知識】
どれが面白くて、どれがつまらないですか?
私は全部つまらなかったですが受験生の多くは【宅建業法】が得点しやすい分野とされています。
その理由は【宅建業法】は基礎的な問題で作られることが多いので【民法】のように複雑な作りにすることが少ないからです。
苦手な分野をたくさん勉強して苦しみながら点数を上げるよりも「勉強しやすいな」と思える分野を重点的に勉強して、8~9割以上の正解させる方が点数を伸ばしやすい傾向にあります。
私の経験でも【民法】は得点しにくかったので【宅建業法】で多く得点しました。
ポイント
自分の得意な分野で得点を稼ごう!
宅建業法は範囲は広めですが比較的得点しやすい傾向にあり。
コツ③ 難しい問題は捨ててOK!
難しい問題や苦手な暗記箇所がある場合は
- 後回し もしくは
- 捨てる
方法を取ってしまうのも作戦の一つです。
「宅建に合格さえすれば何点でもOK」という考えの人はわざわざすべての学習範囲をマスターする必要はありません。
覚えるのが大変すぎて時間をたくさん使ってしまうよりは他で得点を稼ぐ意識を持つと精神的にもラクになります。
もし、後回しにする場合は試験直前にでも時間が余ったら手をつけるのが良いと思います。
私が力を抜いて勉強したのは『都市計画区域の用途制限』という範囲です。
一部お見せします。どうしてもやる気がおきませんでした。
苦手なところは思い切って捨てる!それでも合格できます。
ポイント
捨てるところは極力少なく!そうでないと合格にすら届かなくなってしまいます。
コツ④ 100%正解できる問題は省略する
過去問など問題集を繰り返し解くことがあると思います。
そのとき100%解ける問題は次回から飛ばして進むようにすることです。
簡単な問題でも解こうとすると1分くらいはかかってしまいます。
そのような問題が増えることで多くの時間をロスしていまいます。
過去に間違えた問題や、まだ解いたことのない問題を多く解くことが効率良く点数を伸ばすコツなので、勉強時間を大切に使いましょう!
コツ⑤ スキマ時間を活用する
スキマ時間は2~3分でも勉強するべきです!
なぜ2~3分?と思うかもしれません。これは本試験にかけられる時間だからです。
実際のところ、1問でも勉強しようとすると初期段階であれば解説までじっくり読むので10~15分くらいかかってしまいます。
慣れると3~5分で済むようになるのでスキマ時間が少しでもあったら絶対に勉強した方が良いですよ!
ちなみに私は電車の中でひたすら過去問をやっていました。市販の過去問は12年分くらい収録されていて分厚いですが、1年分ごとに引き裂いて持ち歩いていました。
見栄えはあまり良くないですが勉強しやすかったですよ。
ポイント
スキマ時間で勉強すると集中力も高く効果が高い!
コツ⑥ たくさん問題を解く
得点アップの最重要ポイントは「たくさん問題を解きまくること」です!
テキストの基礎知識がある程度ついたら本試験レベルの問題に挑戦できるようになります。
私の場合は基礎テキストを2周読んでから過去問を解き始めました。
特に過去問を繰り返し解くのは重要で、過去問をやっていると『試験作成者はこの問題お好きなのね』って感想をもつくらい頻繁に出題される問題があります。
そのような問題は本試験でもまた出てくることがあるので確実に解けるようにしておきましょう。
私の意見は過去問以外にいろんな問題に触れておくことをおすすめします。
本試験の最近の傾向として、難しい論点が混ざり合った問題が出題されることが増えてきているからです。
どんな問題でも対応できるように応用力を鍛えておく必要があります。
応用力を鍛えるためにどんな教材を手に取れば良いのか。次の項目で解説します!
おすすめの対策問題
得点アップが見込める問題の難易度としてはやはり「本試験レベル」です。
【教材の分類】
市販 | 講座 |
過去問題集 | 試験対策問題 |
予想問題集 | 模試 |
このあたりであればどれに挑戦しても効果ありです!
ちなみに私はすべて実践して合格を勝ち取りました。
市販の問題で点数アップ
↑別記事で紹介していてピンポイントにジャンプできます
おすすめポイント
- 安い
- 問題たっぷり

市販の問題は使いやすい
ユン
手軽に購入できてたくさんの問題に挑戦することができます。
予想問題集は6・7月頃にならないと販売されません。
それまで過去問題集をガツガツ解きながら実力をつけると良いですよ!
予想問題集は作成者によってちょっと癖みたいなものがあるので繰り返し解くなら2周くらいで十分だと思います。
講座の対策で点数アップ
- 試験対策問題
- 模試
大手の講座だと値段がだいぶ高くなってしまうので通信講座のフォーサイトが単科講座を扱っているのでおすすめです。
おすすめポイント
- 実践形式に近い
- 講座のサービスが使える

講座だからこそできる
ユン
市販にはないポイントとして、講座のツールや質問などサービスがいくつか付いていることがあります。
市販の問題だけでは勉強量に不足ぎみなので講座の問題も解いて実力アップさせましょう!
市販と講座の問題どっちがいいの?
すべて体験した私の意見は「すべてに手を出すべきです!」
その理由はこの3つ
①重要論点が多く収録
②ライバルたちが解いている
③問題量が足りないと不合格になる
追加教材は各社が競い合って力を入れている問題集のベストアルバムです。
多くの問題に触れれば触れるほど、本試験と同じような問題に出会えると思ってください。
そんな問題をライバルたちが解いているのに自分は解かないと差が広がる一方になってしまいます。
逆に不合格になる人たちは追加問題に手をつける余裕がなく落ちてしまいます。
ここが合格者と不合格者の分かれ目になるので、とにかくたくさんの問題を解いて合格に向かってください。
宅建の点数アップのまとめ
今回の内容をまとめます。
「宅建の点数が伸びない」
点数を伸ばす6つのコツ
①苦手な分野でも5割は取る
②得意分野を作る
③難しい問題は後回しor捨てる
④100%正解できる問題は省略する
⑤スキマ時間を活用する
⑥たくさん問題を解く
ボリュームゾーンである35点付近での1点アップは難しいものです。
新しい問題に挑戦しつつ、テキストを振り返って知識を積み重ねてくださいね。
最後に今回紹介したリンクはこちらです。
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宅建の悩み