

今回のテーマ
- 宅建で毎年落ちてしまう人の特徴を5つ
- 対策方法
宅建は85%もの人が落ちてしまう難しい資格です。
私は最初の挑戦で合格できましたが、それは落ちる人の特徴を事前に知っていたからです。
その特徴を事前に知って合格を勝ち取りましょう!
宅建で毎年落ちる人の特徴5つ


落ちる人の特徴① 宅建は4択の運だと思っている
宅建で落ちる人にありがちなのが、4択だから運が良ければ合格すると思っている人です。
確かに4択を当て続ければ合格はできます。
ですが、それは受験者全員に同じことが言えます。
宅建は35点付近がボリュームゾーンといって受験者が団子状態になる点数があります。
そのボリュームゾーンを一歩抜け出す点数が確実に取れないと運を上乗せした合格はできません。
宅建で合格できるのは上位15%だけです。
運で合格できるような甘い試験ではないということです。
落ちる人の特徴② 強くてニューゲーム気分
去年宅建に落ちた人は知識が今年も引き継がれていると思いこんでいます。
ゲームでいう「強くてニューゲーム」気分ですね。
これは大きな間違いです。
宅建は年に1度の試験ですから、せっかく覚えたことも次の年にはほとんど忘れています。
不合格者が覚えているのは、残念ながら「勉強の内容」じゃなくて「勉強がツラかった思い出」だけです。
不合格者たちの特徴は、去年積み重ねた知識があると思いこみ、軽く勉強してまた落ちる。その繰り返しです。
去年おしくも落ちてしまった人の場合でもセーブはリセットされている状態。
「最初から始める」気分でちょうど良いということです。
落ちる人の特徴③ 問題が難しくなっているのに気づいていない
宅建の試験は毎年少しずつ難しくなる傾向にあります。
落ちる人はこの事実に気づいていません。
落ちる人に限って「今年は難しかった」とか言っちゃいます。
『みんな条件一緒だって…』ってツッコミたくなりますが半分ネタで半分本気でしょう。
問題が難しくなっている根拠は3つ
①過去問を解いていて感じる
②大手の講師たちが公言している
③資格の学校が公開する解答が分かれる
これだけ根拠が集まれば試験が難しくなっている傾向にあるのは確実です。
だからこそ、過去問や予想問題集がそこそこ解けるようになったからといって満足してはいけません。
「本試験で一番難しい問題が出てくる」と思って勉強を続けないと合格はできないということです。
落ちる人の特徴④ 受験生のレベルが上がっているのに気づいていない
宅建の受験生レベルは毎年上がっています。
受験生レベルの上昇の根拠は2つ
①大手の講師たちが公言している
②予想合格点が上回る傾向にある
宅建の本試験が10月で、合格発表は12月です。
宅建は上位15%ほどに絞って合格点が設定されることから、すぐには点数が発表されません。
その間、受験生たちはヤキモキする状況が続きます。
そこで資格の学校各社は予想合格点を公開します。
その予想合格点は各社バラバラで±2点くらいあり、予想が当たる学校もあれば外れる学校もあります。
この予想合格点を本当の合格点が上回ることがよくあります。
受験生のレベルが上がっていて合格点が引き上げられてしまうのです。
宅建の試験は35点付近のボリュームゾーンに受験生が団子状態になってますから、1点の差が命運を分けます。
おしくも1点で落ちる人が続出するわけです。
このように受験生は毎年レベルが上がっています。
それを上回る知識を持たないと合格できないということです。
落ちる人の特徴⑤ 一度落ちると不合格癖がつく
不合格になる人は高確率で次回も落ちます。
不合格癖というものですね。
そんなのあるの?って思うかもしれませんが不思議なことにあるんです!
私の知り合いに資格マニアがいるんですが、こんな興味深いことを言っていました。
「落ちる人は次もまた落ちるよ。Aさん見ててごらん」
Aさんというのは、不動産会社の人で試験の優遇がある人でした。
なんとその人は3回目の挑戦なのに落ちてしまいました。
今回の例だけじゃなく、他にも落ちる人は毎年落ちていました。
逆に、合格する人はきっちり初挑戦で合格しています。
面白いデータですよね。
「不合格癖」というとちょっと非科学的ですが、その理由もわかる気がします。
一度でも不合格になるとモチベーションが落ちて勉強が続かなくなってしまうようです。
2回目以降の挑戦の人でもこのデータに負けず次回で絶対に受かってくださいね!
宅建に落ちないための方法


私は宅建に合格したときはとにかく基礎に力を入れました。
応用問題がたくさん出題される宅建の試験ですが、基礎がなければ応用問題どころではないからです。
では、その基礎学習をどのようにしたら効果的に学べるか。
経験をもとに解説します。
講座で基礎をしっかり学ぶ
基礎学習をしっかり学ぶのに効果的なのが講座を使うことです。
基礎学習は単調でつまらない勉強になりがちです。
勉強した気になってどんどん先にいって結局不合格になってしまいます。
その単調でつまらない勉強を劇的に変えてくれるのが講座の力です。
講座であれば講師が声で内容を教えてくれて、興味を持たせるように進めてくれるからです。
おすすめは通信講座です。
通信講座なら通学の時間をロスすることなく、わからないところは何度でも再生できるからです。
独学と違って講座は楽しく続けられるため挫折者が少ないのもメリットです。
宅建合格のコツはケチらないこと
宅建の講座はお金をかける価値があります。
それは初挑戦でも、2度目の挑戦だったとしてもです。
興味深いデータとして、不動産業の人の合格率が悪いのはご存じでしょうか?
≫ 参考:宅建士の合格者データ(別記事の途中へジャンプ)
実務経験があるからといって独学する人が多いからです。
このデータでもあるように、宅建はプロでこそ軽く考えてしまいがちな資格です。
節約したい気持ちはわかりますが、ケチると合格できない可能性があるのは知っておいた方が良さそうです。
✅基礎知識は十分という方へ
2度目の挑戦であったり、基礎は十分身についている。という方は単科講座がピッタリです。
直前対策のような本試験レベルに進めば着実にレベルアップできます!
単科講座があるフォーサイトが優秀です。
まとめ:使えるものは使うべき

「宅建で落ちる人の特徴5つ」と「対策」でした。
宅建で毎年落ちる人を一言でいうと「軽く見ている人が多い」です。
「どうせなら独学で受かりたい」
その気持ちはよくわかります。
独学で受かる人も中いますが、85%もの人が落ちてしまうことを考えるとやはり危険です。
宅建は年に1度の試験ですから、不合格は大変な時間のロスです。
不合格リスクを避けるためにも使えるものは使うべきだと思います。
お金はかかってしまいますが、講座を使うと効果的な勉強ができます。
宅建の不合格癖がついてしまわないためにも、今年確実に合格してくださいね!