



宅建はおよそ200~300時間ほどの勉強が必要と言われています。
「独学ができる」と聞いていたのに、試験に落ちてしまう人が85%もいます。
そんな悲惨な結果は避けたいものです。
私は独学から勉強を始めて、途中から講座に変更しました。
その結果、一度の挑戦で合格できました。
独学と講座の両方を経験したからこそわかる視点で解説をします。
宅建を始めるなら独学と講座どっちがおすすめ?


独学と講義で迷いがあるなら→講義がおすすめです。
迷っているということは、講義の良さも考えているからこそですよね?
それなら独学がいかに厳しいかを知ってからでも遅くはありません。
それでも独学で進みたいという意思が強いのであれば頑張ってほしいと思います。
独学をすすめない理由を2つあります。
独学は挫折・不合格が多い
宅建での独学は挫折者・不合格者が多いのが特徴です。
その理由は難しい勉強を長時間しなければならないからです。
合格者に必要な勉強時間は200~300時間ほどと言われています。
勉強期間にすると4~9か月くらい。
多くの人は仕事や家事とは別に時間を作って勉強しなければならないため、集中力とモチベーションが続きません。
さらに独学は諦めやすいということもあります。
テキストなど市販で買える教材はあまりお金がかかりません。
「宅建は自分には向いてないや」と投げ出しがちです。
宅建は価値ある国家資格なのにとてももったいない行為です。
勉強さえ続けば誰でも合格できる資格ですからね。
独学の良くないところが出てしまうわけです。
独学は不動産業のプロでも難しい
不動産業で仕事にする人でも落ちる人が多いのが宅建です。
宅建の公式が公開しているデータではなぜか不動産業に関わっている人の方が合格率が低めです。
≫ 参考:宅建士の合格者データ(別記事の途中へジャンプ)
おそらくですが、会社から言われてイヤイヤ受けに来た人が混じっているからだと思います。
それにしても不動産業の人は5点免除という優遇措置があったり、日々の業務で有利なはずです。
その不動産のプロでも落ちるのは専門用語や宅建のルールが覚えにくいからです。
このように優遇されたプロでも落ちてしまう資格です。
シロウトの独学合格が厳しいということがわかってもらえたと思います。
独学で上位15%に入れる自信はありますか?


宅建は合格点が試験後に発表される試験で、毎年上位15%程度しか合格者を出しません。
不合格目線でみると85%の人たちが落ちる試験です。
試験が1年に1度しかないので受験者はみんな必死で勉強するのに・・・です。
挫折しやすい独学で最後まで勉強をやりぬき、さらにライバルたちにも勝たなければ合格はできません。
これができる自信がある人だけ独学の道に進んで良いと思います。
怖がらせることばかり言ってしまってすみません。
もし、あなたが過去に宅建以外の資格で独学合格してるなら独学の道もいいかもしれません。
ちなみに私はFP2級を独学で合格しましたが、宅建の難しさは2段階くらい上だと感じました。
安易に独学の選択は避けた方がよさそうです。
講座ならすべて解決!


講座を選んだ場合
- 勉強時間が短くなる
- スマホなどのツールが使える
- 読むだけじゃないから覚えやすい
- 楽しく学べて続きやすい
- 質問ができる
講座の特徴は聞いているだけで勉強が進むという手軽さですね。
宅建は不動産関連の用語やルールをたくさん覚えなければいけません。
独学は読むだけの学習がメインになってしまいますが、講義であればもっと効果的な学習ができます。
講義を受けることにより目で見て耳で聞くという五感を多く刺激した学習になるからです。
覚えやすさは段違いなのは世間的にも、私の体感でも実証されています。
さらに、独学のテキストでは細かいところまで説明されていない内容も、講義なら詳しく解説されます。
独学ではイメージしにくかったことも講義ならあっさりクリアできます。
たしかに独学は安く済みます。
ですが、効果的な勉強をすることによって、苦しい勉強時間が短くできたり、合格まで押し上げてくれるのならお金をかける価値が十分あると言えるでしょう。
講座を受けたことによって伸び悩んでいた点数が合格ラインまで押し上げられました。
講座は独学では体験できなかったことを明確に感じました。
それは過去の例題や実例など、宅建に関する余談をしてくれる点です。
その宅建の話がきっかけになって難しい範囲が覚えられるようになりました。
講座のポイント
- 挫折が少ない
- 覚えやすくなる
- 合格しやすくなる
独学の問題が解消しやすくなるのが講座のメリットです。
宅建をいつから始める?


宅建の試験は1年に1度で10月の後半に開催されます。
宅建の学習期間は4~5か月あれば本試験に間に合うといわれています。
ゆっくり勉強を始める人もいるので学習開始は人それぞれです。
勉強時間の目安は200~300時間なので、月50時間を想定すると計画が立てやすいと思います。
もし今年受験できるなら挑戦するべきです!
理由は単純で、宅建の試験は難しくなる傾向にあるのと、受験者のレベルが上がってきているからです。
これは資格の学校の講師が口をそろえて言っているので間違いないことです。
私も過去問を解いてきたのでわかりますが、現在に近づくにつれて難しくなっていました。
でも安心してください!
難しくなっていると言っても"少しずつ"ですからね。
とにかく早くに活動できた方が良いことはたしかです。
宅建士になるのが1年遅れてしまうと生活環境が変わってしまう可能性がありますからね。
すぐにでも宅建士になって活動の場を広げましょう!
宅建を始めてみよう!


宅建は講座がおすすめですが通学するほどではありません。
動画講義がメインの通信講座で十分です。むしろ、ここ数年では通信講座の方が優れています。
宅建は言葉で説明してくれる講師さえいればいいので、動画講義で済ませられます。
動画講義なら好きなときに勉強ができるし、わからないところがあれば繰り返し見ることができるのでとても便利!
それと通学タイプとの大きな違いは料金です。
大手通学タイプの相場は17万円くらいですが、通信講座は2万~9万円くらいです。
半額以下の料金で合格が狙えるのは通信講座の圧倒的メリットです。


合格実績で選ぶなら通信講座大手のフォーサイトですね。
フォーサイトは自社の合格率を公表していて、毎年全国平均を上回っている評判の講座です。
講義動画にも力を入れていて、テキスト・問題集など一式そろっているコースもあります。
フォーサイト以外にも安さで選びたいなどさまざまな要望があると思います。
ツールが豊富な通信講座を比較しているのでこちらも合わせてご覧ください。
講座の力を実感
ユン