- 早くないと試験に対応できない
- 電卓が早くないとバカにされる
- 電卓が早い=仕事ができる
これらすべて間違っています!
本記事の内容
- 電卓のスピードは必要ない理由
- 3つの電卓テクニック
- 電卓選び3つのポイント
実は私も簿記を学ぶ前は電卓のスピードは大切だと思っていました。
簿記1級を取得して経理10年やっていますが、電卓のスピードは普通です。
ですが、仕事は誰よりも正確でスピードに関して困ったことは一度もありません。
早さを求めないかわりに試験&仕事で使える電卓テクニックをご紹介します。
簿記に電卓のスピードは必要ない理由


電卓スピード不要の理由① 試験時間はたっぷりある
電卓が早く打てないと試験に対応できないのでは?と心配の方は多いと思います。
ですが、まったく心配いりません!
問題が解けなくて長時間悩んでしまう場合は別にして、電卓が遅くても試験時間は余るくらい余裕があります。
試験問題中ずっと電卓を使っているかというと、そんなことはありません。
試験中は仕訳といって作業的な問題を解いている時間が長く、ペンを持っている時間の方が圧倒的に長いからです。

私の実体験
ユン
電卓スピードが通常速度の私ですが、簿記1~3級のすべての試験で見直しできるくらい時間が余りました。
電卓スピード不要の理由② 早さより正確さが大切
早さより大切なもの。それは正確さです。
- 簿記の試験
- 仕事
どちらも同じで、いくら早かったとしても間違っていれば無駄な作業です。
それよりも、遅くても正確な方が試験でも実務でも成功します。
電卓スピード不要の理由③ 大きな音は周りに迷惑
「オレ早いんだぜ」
「オレできるんだぜ」
と言いたげな、電卓バチバチ音を立てる人がたまいます。
正直、ダサいです。
自分で気づいていない人も中にはいると思いますが、それはスピードを追い求めようとしているのが原因の一つです。
早くても周りに迷惑かけるくらいならゆっくりな方が音が小さく好まれます。
パソコンのタイピングと一緒ですね。静かでスムーズな人の方がかっこよく見えます。
スマートさを目指しましょう。
ポイント
[電卓スピード不要の理由①~③]のとおり、試験でも仕事でも電卓スピードを追求しなくてOKです!
むしろ遅くても問題ないくらいですよ。
3つの電卓テクニック





電卓テクニック① ペンの持ち手とは逆で打つ
電卓を打つとき、ペンを持つ手じゃない方で打つことです。
こうすることによって、ペンを置かなくても計算に瞬時に入ることができます。
パソコンでタッチタイピングに慣れている人は両手でキーボードを打ちますよね。
利き手じゃない手でも操作できているわけです。
その感覚と同じで、ペンとは逆の手で打てるようになると効率が格段にアップします。
私は右手でペンを持つので、左手で電卓を打ちます。
始めは慣れず打ちにくかったのですが、徐々に慣れていき今では右で電卓を打つのが違和感なほどです。
ポイント
1~2か月で慣れます!
電卓テクニック② ノールック
電卓を見ないで打つことです。
簿記でも仕事でも数字のられつを10個くらい足し算することはよくあります。
そのため、見ないで打てた方が時間のロスになりません。
ちなみに私も全部のキーを見ないわけではありません。
基本的によく使うキーだけをノールックでOKです。
見ないで打つキー
[数字][+][×]
たまに[-]
始めは[数字][+]だけで練習すると良いと思います。
[+]はどの電卓もキーじたい大きいので打ちやすいので大好きです。
ポイント1
ノールックをするなら、逆で打つが慣れてからやってみましょう。
ポイント2
[=]キーは基本使いません。
[+]キーの方が大きいのでこっちで計算結果を出すのがおすすめ
電卓テクニック③ 2度計算
①ペンの持ち手とは逆で打つ
②ノールック
この2つが慣れないうちは計算ミスが起こりがちです。
そのためにも計算は必ず2度おこなうようにしましょう。
これは、試験でも仕事でも同じです。
常に2度計算することを癖づけておけば、正確さが増して「ミスをしない人」になります。
電卓選び3つのポイント


たくさん機能が付いている必要はありません。
使いやすい電卓のポイントはこのとおり
電卓3つのポイント
①12桁
②早打ち対応
③メモリーキー[M+][M-][MRC]
この3つを満たしていれば簿記の試験でも、経理の仕事でも対応可能です。
電卓は機能を求めるとボタンが多くなりますが、簿記&仕事において多機能である必要はまったくありません。
必要なボタンさえ付いていれば安い+軽量で持ち運びも便利です。
【まだ電卓を買われていない方へ】
私が簿記初心者から10年以上たっても使い続けている最高の電卓があります。
1度落として壊れたためリピートしたくらいお気に入りの逸品です。
おすすめ電卓を紹介している記事も用意しているので是非ご覧ください。
電卓選びの参考にもなると思います。
簿記と電卓のイメージ
悩み猫