



世の中に電卓が多すぎてどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
簿記をするのに、最低限あった方が良い機能とあると便利な機能があります。
これを4つにまとめたので電卓選びの参考にしてください。
電卓選びで失敗しない!簿記に必要な4つの機能
①12桁
②早打ち対応
③メモリーボタン
④チルト式
それぞれ説明します。
必要な機能① 12桁
電卓は12桁のものがおすすめです。
9桁…100,000,000 = 1億
12桁…100,000,000,000 = 1000億
正直なところ、簿記を勉強するだけなら9桁でも足ります。
ですが、電卓は5年以上は使えます。
実務だと会社の規模にもよりますが、10億以上の単位がないと不便です。
今のうち実務も視野に入れて、12桁あるものを選んでおけば失敗することはありません。
必要な機能② 早打ち対応
早打ち対応はとても重要です。
簡単にいうと、キーを2つ同時に押している状態でも数字が表示されるのが早打ち機能です。
簿記をすると、数字を打つスピードが上がってくるので早打ち対応していないとミスの原因になってしまいます。
必ず早打ち対応の電卓にしましょう。
必要な機能③ メモリーボタン
赤枠にある【M+】【M-】【MRC】はあると便利なボタンです。
これは『メモリー(Memory)』といって計算結果を蓄積して総合した合計値を計算するのに役立ちます。
簿記2級から使うことがあり、簿記1級では使用頻度がさらに増えます。
もちろん実務でも便利です。
必要な機能④ チルト式
チルト式は間違いなく必須機能です。
チルト式とは、画面の角度が変えられるものをいいます。
- 勉強をするとき
- 試験のとき
に座る席によっては、蛍光灯が反射して画面が見えにくくなります。
その時に大活躍するのがチルト式です。
ここで紹介する機能の中で一番重要なので、チルト式だけは絶対にある電卓を買いましょう。
使いやすいボタンの配置




推奨するボタンの配置
- 【ON】が左側にある
- 数字キーが左下にある
- 【0】【00】の位置が押しやすい
この配置であれば、ミスをせずにノールックで打てるというメリットがあります。
電卓を使い慣れてない段階だとノールックは難しいかもしれませんが、パソコンのタイピングのように慣れると素早く解答できます。
ポイント
ミスをしない電卓を選ぼう!
注意すべき電卓選び


高い電卓に注意
高い=良い電卓 ということはありません。
高い電卓もたくさん使ってきましたが、使いにくい電卓もたくさんありました。
- 画面が見にくい
- チルト式じゃない
- 使わない機能が多い
このような高いだけの電卓は選ばないようにしましょう。
2,000円以下で良いものが選べます。
多機能な電卓に注意
電卓は大事に使えば5~10年は余裕で使えます。
そのため「いつか使うかも」と、何に使うかわからないボタンがたくさんのものを買うのはNGです。
ボタンが多くなるほど重い、デカイ、価格が高いものです。
日常的に使いにくい電卓になりかねません。
簿記初心者だったり、電卓を使い慣れないうちはなるべくシンプルな電卓がおすすめです。
本当に高機能な電卓が必要になったらで良いと思います。
簿記のことだけを考えるなら高機能である必要はまったくありません。
まとめ:電卓選びのポイント

電卓選びのポイント
①12桁
②早打ち対応
③メモリーボタン
④チルト式
+ 使いやすいボタンの配置(上部へジャンプ)
これを満たしていればどの電卓でもOKです。
私が10年愛用したお気に入りの電卓は別記事で紹介しています。
すべてのポイントをおさえた2,000円以下で買える電卓です。
よければご覧ください。