




このように3級に落ちてしまった人、合格しそうにない人に向けての希望になる情報を提供します!
日商簿記2級を目指しているなら3級にこだわる必要はありません。
なぜなら私が簿記3級に落ちたあと2級と1級に合格して問題なく働けているからです。
経験をもとに解説します。
「簿記3級が使えないから取得する必要がない」という意味ではありません。
「簿記2級を目指している人にとって3級合格は必ずしも必要ではない」という意味なのでご理解をお願いします。
日商簿記3級が不要な理由


簿記3級が不要な理由① 簿記2級に進める
簿記3級に落ちても2級に進むことができます。
根拠は私です。
私は3級の勉強を独学でやっていて3級に落ちてしまったことがあります。
ですが目指していたのは最低でも2級。
簿記2級からは講座を申し込んで独学から講座に切り替えました。
そして簿記2級は一度で合格することができました。
私だけの話だったら「たまたまじゃないの?」と、思われてしまうかもしれません。
実は私の友人も3級は不合格。その後2級に挑戦して合格しています。
このとおり、2級以上を目指しているなら3級にこだわる必要はありません。
これが日商簿記3級が不要な理由です。

後日談
ユン
私は簿記2級に合格したあと、1級にも挑戦して合格しています。
3級が必要ないというのがわかってもらえると思います。
簿記3級が不要な理由② 簿記2級は評価が高い
世間的な評価は簿記3級より2級の方が圧倒的に上です。
簿記3級が評価されないわけではありませんが、就職するとなると簿記2級が求められることが多いのは事実です。
私は仕事で経理をしているのでわかりますが、簿記3級と2級の差ははっきりしています。
記帳業務といって会計ソフトに入力を任せられるのが2級です。
3級であれば「難しくない入力だったら任せても良いかな・・・」レベルです。
簿記3級は無資格よりは必要とされますが、2級との評価は歴然ということです。
簿記3級が不要な理由③ ムダがある
簿記3級は実際に働くのにムダがあります。
その代表的なのが、伝票と商品有高帳です。
100%ムダかと言われるとそんなことはありませんが、実務と比べるとやり方に開きがあります。
今はパソコンで管理をすることが当たり前です。
- 伝票→会計ソフト
- 商品有高帳→販売管理ソフト
このようにパソコンに入力さえすれば自動で欲しい結果を出してくれます。
試験なので細かい書き方まで要求されてしまいますが、実務ではある程度理解していれば対応できてしまいます。
そのため簿記3級は知識としては便利ですが、合格ライン到達までは必要ないというのが私の意見です。


2級でもこれらの範囲は出題されますが心配はいりません!
なぜなら、2級に進むことで悩んでいたところが解けるようになっているからです。
3級は範囲が狭いため簿記の流れが把握しにくいのが難点です。ですが2級は広い範囲で簿記の流れがわかるので3級よりも理解度が上がります。
このように2級を勉強していれば3級の知識はカバーされるので、2級に進むことこそが近道と言えます。

結論
ユン
簿記2級を目指すのであれば”3級に力を入れなくても良い”というのが私の結論です。
日商簿記2級に進むために最低必要な知識




簿記2級への必要な知識
ステップ1 仕訳ができる
ステップ2 勘定科目がそこそこわかる
ステップ3 全体の仕組みがそこそこわかる
こんな程度でOKですが、もう少し細かく説明します。
step
1仕訳ができる
仕訳ができることがとても重要です。
簿記3級に出てくる仕訳が8割くらい解けるといいですね。
step
2勘定科目がそこそこわかる
【資産・負債・純資産・収益・費用】
5つの中のどのグループなのかわかること。
例えば
売掛金は?→資産
未払金は?→負債
通信費は?→費用
こんな感じにわかればOKです。
step
3全体の仕組みがそこそこわかる
伝票、商品有高帳、試算表、精算表など簿記3級にはいろんな範囲がありますよね。
それらは完全解答できなくても大丈夫です。
完全解答できてたら簿記3級に合格できる実力持ってますよね(笑)
これら全体の仕組みさえわかっていればOKです。
ポイント
簿記3級の合格点は70点ですが50点くらいとれる実力があれば問題ありません。


簿記2級に進むときのよくある質問


簿記3級不合格で困ることは?
A.ありません!
心配なのは勉強面と労働面ですよね。どちらも心配いりません!
唯一困ることと言えば、簿記2級に合格しないと無資格のままになってしまうことくらいです。
簿記2級への受験条件は?
A.ありません。
どの簿記の級も受験条件はありません。なので簿記3級は不合格でも問題ありません。
簿記2級の講座申込はできる?
A.できます。
講座の申込は誰でも可能です。
働いてて困ることは?
A.ありません。
簿記2級に合格できれば3級の内容はわかるようになっているからです。実際に働いていても困ったことは一度もありません。
ついていけるか心配
A.3級の内容がそこそこわかっていればOKです。
簿記2級コースは3級の知識が完全にゼロだとついていけなくなってしまいます。
なので先ほど書いた『日商簿記2級に進むために最低必要な知識』(ココから上にジャンプ)まではできるようにしておきましょう。
それでも心配であれば、3級とセットになったコースが受けられる講座があります。
例えばフォーサイトのバリューセット2みたいなコースですね。
初学者がいきなり簿記2級に進んでいい?
A.厳しいです!
簿記の知識がまったくないのにいきなり2級はおすすめできません。天才じゃないかぎり厳しいと思います。
まとめ:日商簿記2級に挑戦してみよう


今回のテーマの結論
簿記2級以上を目指している人は簿記3級に合格する必要はない
- 簿記2級さえ合格してしまえば、3級はすべてカバーされる
- 簿記3級より2級の方が全体像がわかりやすく勉強しやすい
こちらが伝えたい内容でした。
簿記2級に進むためにも最低限の知識は必要なのでその点だけは気をつけてくださいね。
どうしても簿記3級がほしい方もいると思います。
そんなときは同じ試験日に3級と2級を受けることも可能です!
そうすればたとえ2級に落ちたとしても3級合格という結果が残るので安心です。
✅簿記2級を目指したい方へ
簿記2級を目指しているなら始めから3級がセットになっている講座を選択するのがお得で効率的です。
このまま講座選びをしたい方はこちらにお進みください。
誤解がないように説明
このテーマの趣旨